私が04年11月に手に入れた音源の紹介です。
今月はいい感じで。
でもまぁ少なくはないけど。
まぁストレス発散するのに悪い事するわけじゃないからいいですね。なんて。
内容的には先月なんかと比べてもちょっと片寄ってますね。
HIPHOPが強いですな。
●Black Star(Mos Def & Talib Kweli)/Black Star
モス・デフとタリブ・クウェリという最近新譜をそれぞれ出した
二人の98年の合作。傑作の部類といわれております。
確かに気持ち良いし、ラップもいい。
でも彼等のようなコンシャスな内容のラップは
きちんと歌詞を理解しなければ本当に楽しめているとも
思えないし、与えられたメッセージも受け取れていない気がして
いまいち楽しめないです。
●PHOCUS/A VISION AND A PLAN
他のCDを買いにいったのに試聴したらこれを買ってしまった、
という一枚。全般的にメロウで日本人の好きな(?)感触に
なっています。個人的には「It's All Right」。いやぁメロウな
HIPHOP、R&B好きにはたまらないですよ。
耳に優しい分、単調感あり。いや質は高いんだけども。
●GHOSTFACE/PRETTY TONEY ALBUM
しびれた〜〜〜〜〜!!!!!いやぁ黒光ってます!!!!
HIPHOP的バカさ加減にしびれる「Holla」なんかもそうですが、
全体的にソウル的なネタ感が強く大好きです。
それでいてスィート?なものからハードな曲まで
バラエティにも富んでいて愛すべき作品です。
いやぁ、ゴーストフェイス、改めてソウル好きなんだね。
●RAMRIDER/MUSIC
ラムライダーのファーストシングル。
和製ディスコチューンです。
「ピンポン」の主題歌になっていたスーパーカーの
「YUMEGIWA LAST BOY」的な
アプローチ?をもっとディスコティックにしたような。
この種の高揚感とせつなさが程よくブレンドされた楽曲は好きです。
●Manifest Destiny /Utd
Mos Def、DCQ、Cesのユニット。
うおおお、っていうくらいドープです。
また94年あたりの未発表版なので、
その頃の音が好きな方にはたまらないシロモノです。
今まではシングルはアングラで出したことがあった様ですが、
アルバムはお蔵入り。いまになっての登場です。
10年前の作品ですが、今にも十分すぎるくらい通用する完成度。
重くて、暗めでドファンキーだけど理知的。超お勧め。
●Speech Defect/Freshcoast Gettin' Rowdy
愉快系HIPHOP。CD屋の宣伝文句にはジュラシック5とか
好きな方にお勧め!とありました。
そうね、近いかもしれませんが、もっと軽いです。
そしてジャズ感強いです。かなりね。楽しいし、カッコイイ。
でも私にはいまいち残りませんでした。強烈な個性がない感じかな。
●MONICA/The Boy Is Mine
モニカとブランディが共演しているアルバムタイトル曲はシングルでも
持っているのですが、アルバムが破格の安さだったので
買ってしまいました。250円!価値しらないなぁ。
まぁ私にとっては良い事。歌うまいよね。
●倉橋ヨエコ/東京ピアノ
おおおおお。なんだこれは!と店内で流れているのを聴いて即買い。
不思議なインパクトですよ!なんか物凄いエネルギーが溢れております。
地獄に向かって笑顔で全速力というか…、いや違うなぁ、
そこまでの悲壮感はないんだよなぁ。
天気のいい住宅街を叫びながらダッシュ!というか…。
まぁ宣伝文句に「自宅6畳アパートにグランドピアノを持つ女」と
ありました。はは〜ん、やっぱおかしい人なんだな。うん。
こりゃね、とりあえず聴いてくれ。
●LAURYN HILL/The Miseducation Of LAURYN HILL
今さらですが買ってみました。
当時は女性ラッパーがあまり好きではななかった事もあって…。
フュージーズもなんか泥臭くて聴かなかったもんなぁ。
今聴くと…いいじゃん!HIPHOPだけでもなく、
ソウルミュージックであり、偉大なポップミュージックであり…。
歌声に自信がある。豊かに濃い。
●Al Johnson/Peaceful
タイトル通りの幸せ感。78年の名盤が世界初CD化。
私も初聴でしたが、こりゃあ傑作といわれるゆえんが分かります。
フリーソウルシリーズなんか好きな人、ぜひぜひ聴いてみて下さい。
私もこれまでにコンピで1曲目は聴いた事があったのですが、
いや〜、アルバムとして聴くべき作品です。お勧め。
●DJKRUSH/寂〜JAKU
う〜ん、またやられました。
今回は和の世界をHIPHOPを通して表現しております。
安易な和ではなく、自分なりの解釈を通して
作品にしているところがすごいです。
重くて暗めなんだけど光が差しています。
●The Tony Hatch and His Tew Orchestras/String Go Latin
ラテンものです。いやぁ、「ウッ!」とかいうものではなく、
ゴージャスで優雅。「オーケストラ」という名前も
ダテではございません。某有名クラブDJがこのアルバムの曲を
かけたという話を聞いて買ってみたら、思いのほかご機嫌で。
カフェ系やグランジ系にも対応できちゃう一枚ですね。
いや、素敵な休日におすすめ。
●The 2 Live Crew/As Nasty As They Wanna Be
これも今さらだなぁ。
2ndは高校生の時に買っていたのですが、そんな彼等の1st。
マイアミベースが今聴くと遅い!内容はいわずもがな。
●Red Alert/DJ Red Alert's Propmaster Dancehall Show
レッドアラートが何しているんだかよく分からないけど、
内容的にはレゲエものです。
今ではもうなかなか手に入らないんじゃないかな?
そんなことないのかな?まぁレゲエは私にはやはりわからんなぁ。
●Craig Mack/project:funk da world
「Flava In Ya Ear」収録アルバム。
個人的にはあんまり好きな一枚ではございません。
どうもBad Boyレーベルのものは音といい
なんか好きになれないんだよなぁ。
あ!ビギーはすきだけど。ファンキーでソウルフルだからね。
●Group Home/Living Proof
あのDJプレミア全曲プロデュース。90年中頃の作品です。
UTDなんかの90年代の重めのビートに恋して聴いてみました。
プレミアが今よりももっと騒がれていた時代に
自分で「いい作品で驚いた」といわせた作品です。
ビシッとしたトラック。でも抜きどころがまた見事です。
それに乗る少〜しいたないラップ。すべてがHIPHOPしている作品ですね。
●笹川美和/止めないで
感動しちゃった。
まぁこのCDを聴いてというよりもインストアライブに行って聴いて、
なんですけども。そこらへんのことは「news」に書いてあります。
癒し系みたいないわれ方をしているアーチストは元ちとせさん
あたりから激増しました。
そして笹川さんもそんな中に世間的にはくくられてしまいがちですが、
彼女はまた格が違う。
インディーズ時代に出されたCDを聴いて当時CD屋で
くらっとしましたもの。
映像的な音を奏でるとでもいいましょうか。
ぜひ聴いてみて下さい。ぜひ生で。